当学園の授業では、全ての科目で探究型の授業を進めています。従来型の知識習得を主とした授業ではなく、子どもたちの能動的な活動や考えたことを表現する活動、子どもたち同士のインタラクティブな活動を通して、知識の発展的な応用を実践しています。日本の大学入試も「知識偏重型」の暗記中心の試験から、思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働する能力という本当の意味での「学力」が問われる試験へと変わってきています。
一方で、国内・国外を問わず、上位の大学への進学を視野に入れた場合、探究学習によって培われる思考力やさまざまなスキル、能力、態度とともに、いわゆる学力、知識面でも子どもたちに初等部卒業時に高い基礎力を身に付けてもらいたいと考えています。
例えば算数では探究型の授業を進めながらも、計算力や応用問題を解く力を鍛えて、中学進学に備えた学力の強化を図っています。このように通常の授業の中で学力面の育成を図るとともに、放課後に「補習Class」と「Booster Class」を設けて、子どもたちの学力のフォローとより一層の強化を行っています。