スクール全体をコミュニティとして、児童、職員をグループ分けしたものです。個性豊かな子ども達を、異年齢混合の縦割りグループ(ハウス)に分けそれぞれのハウスに配属します。スクールに関わる全ての人がハウスに所属することで、さまざまな価値観や想いを共有し、より良いコミュニティの実現のためにそれぞれが貢献することを促します。
ハウスシステムはイギリスのボーディングスクール(寮制学校)で取り入れられてきたもので、「ハウス」の語源は、学期中の寮生の生活のベースとなる「ボーディングハウス」にあります。そのシステムが現代に受け継がれ、スクールシステムに影響をもたらしただけではなく、文化として後世に影響を与えることとなりました。イギリスのケンブリッジ大学やオックスフォード大学、英連邦の国々の大学や、アメリカのハーバード大学やイェール大学などで取り入れられています。