SCHOOL PHILOSOPHY
《 時代の変化 》

「日英バイリンガル教育を通して国際社会で貢献できるリーダーを育成する。」
関西国際学園で行われるすべてのプログラム、アクティビティ、学習体験、イベント、新企画、その他すべてのことは、この理念に基づいています。「これをすることで、国際社会で貢献できる人材となることにつながるのか。」いつもそこに戻って考え、常に新しい取り組みにチャレンジしています。

今や「グローバル人材」「国際社会」などという言葉は教育界でもビジネスの世界でも使い古されてきた言い回しです。
本当にグローバル人材を育てる教育を行うには、世界がどのように動いているのか、世界の経済、科学技術、政治がどのように動き変化しているのかを把握し、あらかじめ決められた指導要領からではなく、今世界でリアルに起こっていることを学習する必要があります。

初等部では国際バカロレア(IB)初等ブログラム(PYP)を日本語と英語で実践することで、最新の国際情勢、科学技術と情報、そして最先端のテクノロジーを扱うことができます。決められた日に決められた問題に正しく解答することよりも、広い世界で何が起きているかを知ること、そして自分で関心を持ち、調べ、考え、 行動することが教育の本来の目的です。 英語教育も大切ですが、英語を学ぶことで国際社会にて活躍できるのではありません。21世紀の国際社会で活躍するために必要なスキルや能力はたくさんありますが、その一つが英語なのです。 英語を学ぶのではなく、21世紀社会で必要なスキルを身に付ける高度なプログラムを構築した上で、それを英語で、そして日本語で学ぶのです。

《 日英トランスリンガル教育 》

「バイリンガル」を謳っている学校や英会話学校はたくさん存在しますが、結局第二言語を習得するのみに終始することも多いです。
しかし、関西国際学園で行われるトランスリンガル教育では、日本語で話すことができる内容と同じレベルの英語を話すことができるようになる環境が整っています。

「英語の時間」「日本語の時間」と常に分けるのではなく、どちらの言語も自由に話す授業をたくさん取り入れています。2年生が学ぶ動物や植物の生態系の学習も、5年生が学ぶ政治や裁判の仕組みの学習も、同じ内容を両言語で扱うことで、英語「を」学ぶのではなく、日本語で学ぶのと同じように英語「で」学びます。

《 国際的な視野 》

関西国際学園の門をくぐる人は皆リーダーです。教員も、保護者も、そして子ども達もそうです。子ども達一人ひとりには自分の学習に責任を持つことを教えます。教えられたことをそのまま受け入れるのではなく、自分の意見を持ち、それを論理的に説明できるよう裏付けし、明確に人に伝えられるようになります。そのためにリサーチ、プレゼンテーション、ディベートなどのスキルを繰り返し指導し、経験させていきます。また自分達の学校をどのように良くしていけるかを考え、教員と対等に意見交換できる場も設けています。周りにあることを「当たり前」と思わず、どうすれば良くなるか、自分に何ができるかを考え、実行に移すことができるような環境がここにはあります。

さらに自分が何者なのか、どのような場所に生まれ育ち、今住んでいるのかをしっかり知ることも大切です。

自分のアイデンティティーをしっかり持つことは、国際的なリーダーにとって重要な素質です。

《 リーダーシップ 》

関西国際学園を卒業した子ども達は、確実に国際社会で活躍するリーダーになる道を進んでいます。しかし時代は急速に変わり続けているため、初等部での教育も毎年変わっていきます。「日英バイリンガル教育を通して国際社会で貢献できるリーダーを育成する。」この理念を土台として、社会の変化と共に、子ども達のために変わり続ける学校でありたいです。

 
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関西国際学園 神戸校(初等部)
〒657-0864 神戸市灘区新在家南町4丁目1-31